ベルギー・オランダたららん旅行〜3日目〜

寒い・・・・・・。
と思いながらベッドでもごもごしていると、5時45分に謎の目覚まし(TV)が鳴り響きました。
それでもだらだらしていて、あ〜〜〜だめだ、寒い!!となり、6時半頃から着替え。
寒かったので、ブランケット貸してくれと、書き置きもしました。


7時半頃から朝食。
ロビーのある階だろうと思ったら、下へ行けといわれ、
会議室みたいなところへ行かされる。
どう考えてもヨーロッパ系団体さんの枠に間違えて入れられたらしく、
ホットミールつきとも確認していた朝食がしょぼい・・・・・・。

パンは美味しかったですが。


で、適当に準備して、8時40分頃ホテルを出発。
ちなみに、もしものための100ユーロを、ブラの中に仕込みました。
これなかなかおすすめです。
昨日通ったタクシーの道を思い出しながら、てくてく歩く。



程なくして駅に到着。
窓口で、「ブルージュまでの往復切符を2枚ください」
というと、「日帰りか?」と聞かれ、「そうです。」と応えると、
ちゃんと通じました。
ここで昨日勉強した、「a round trip ticket」がガンガン通じて嬉しかったわけです。


列車にてブルージュへ。

1時間と少しで到着です。


観光客っぽい人がやはり多く(でも日本人は見ない)、
ぞろぞろと駅から街の方へと歩き出します。
程なくして鐘楼っぽいものが見えてきて、更にテンションあがります。


人を避けるように路地裏をうろうろ。
本当にかわいい町並みです。


馬車も似合う街です。
写真を撮っていたら、お兄さんが手を振ってくれました。


街にあるメムリンク美術館へ入ります。
聖ヤン病院としても現役だそうです。
中に入ってみると、意外に近代的な展示の仕方でびっくりしました。
「聖ウルスラの聖遺物箱」が有名らしく、何度も見てから外に出ました。


その後、もう一つ行きたいグルーニング美術館に行ってみましたが、
ちょうど外国の団体さんが入っていくところだったので、一旦引き返し。
またうろうろして、チョコレートショップをのぞいたり、レースのお店をのぞいたり。

ちょっと歩き疲れたので、カフェでお昼ご飯を食べることに。

私はチーズオムレツをセレクト。
ムール貝を勧められましたが、「時価」と書いていたし、お昼から貝・・・。
お腹痛くなったら嫌なのでやめました。


Sちゃんはパスタボロネーゼの子供サイズを頼んだのですが、
子供サイズの表現が・・・・・・。
テーブルよりだいぶ低い位置で
「こんなぐらいの子供用だよ?」
と言われました。


でも量はやっぱり十分で。
疲れも落ち着いてきたので、再度グルーニング美術館へ。


建物も素敵です。
中にある作品は、もっと素敵でした。

ファン・アイクの「ファン・デル・パーレのいる聖母子像」。
Sちゃんは「度肝を抜かれた」と表現していましたが、まさにそうでした。
ガラスで覆われているので、息のふきかかりそうな至近距離で、大作を拝めます。
本当に凄いです。


これを見られて6ユーロは安い・・・。
さっきのメムリンク8ユーロが高い・・・・・・。


空いていたので結局3度同じ絵を見て、
「あららら〜〜〜〜」と半ば放心状態で、2人美術館を後にしました。
(2人とも、元美術部。Sちゃんは今も絵画で食べています。)


ふらふら〜〜っと路地をうろつきながら、アンティークレースのお店で、額縁を購入。
ちなみに19世紀ものとかはちっちゃくても60ユーロぐらいします。


店構えすら、普通にかわいい・・・・・・。


続いてチョコ屋さんでボックスチョコを購入。
スモールボックスでも、チョコがごろごろ入っています。


ずっと絵画の感動をひきづったまま、何となく歩いていたら、
私が行けないかなぁと思いながら気になっていたチョコ屋さん発見!!
ガイドブックにも載っていないお店で、ある方のブログで紹介されていて、
見つけられたら是非行きたかったのです。

スペルが「Tsjokoreeto」となっていて、おそらく「チョコレート」という名前のお店。
誰も入っていきそうにないまさに路地裏の中の路地裏にあります。


ここのチョコレートはラッピングもかわいかったので、
会社の女性陣へのお土産を購入し、
自分にもトリュフチョコを3つ購入しました。
お店のマダムがミルクチョコをおまけにくれ、それを早速食べてみたら美味しすぎ・・・。


「うまっ」

と3回言いました。
Sちゃんが「3回言ったな」と突っ込んできましたが、
その後Sちゃんも食べ、「3回言う意味がわかった。後まで美味しい。」と言ったので、
私の行動は間違っていなかったようです。


レース屋さんで友人への結婚祝いもゲットして、
17時12分のブルージュ駅発の電車で、ブリュッセル北駅へ。
行きは混んでいて座れなかったんですが、帰りは逆にがらがらでした。
まだ早い時間だったのでしょう。
ちなみに電車の中では「エロス」について熱く語り合いました。


18時半頃、北駅到着。
やっぱり、石畳の道を歩くのは結構疲れます。
どっと疲れている感じだったので、脇目もふらずホテルへ帰ることに。


裏道を通ってみると、地元の団地のような所に入ってしまい、
二度と通らないようにしなくちゃ・・・とびくびくしながらホテルへ戻る。
しかし、このおかげでホテル裏にスーパーを発見でき、
くじけない内にスーパーへ行くことにしました。


全部ざ〜〜っとチェックして、ピタパン生地のようなもの、テリーヌ缶、クリームチーズ
ヨーグルト、豆のトマト煮瓶詰め、キュウリのピクルス、それぞれ今晩のビールを買って撤収。



ホテルに戻り、フロントで
「お湯をポットに入れてもらえませんか?」
と聞くも、「バーに行けば?」と言われ、(何故かフロントの女性もあまり英語通じず)
もういいやと思って部屋に戻る。


スーパーに長くいたらしく、20時過ぎから晩ご飯。


このチョイスは大正解。
バリうまです。
ピタパン2枚分でお腹いっぱいになりました。
ビールも飲んだしね。


ブルージュで買ったチョコも1粒いただき。

これが手の熱で溶けるほどの柔らかさで、また私は「うまっ」を3回繰り返したのでした。


あ〜〜〜だめだ、眠い・・・・・・。
ってことで、お湯もなかなか出ないので、お風呂に入らず、
何故か1枚だけ追加されたブランケットを2人で使いあって、
21時頃寝てしまいました。
ツインなのにブランケット1枚て。
そりゃ〜〜〜複数形で書かへんかったけど!!


このホテルに、期待はしないことにしてふわ〜〜っと夢の中に入っていきました。