コブクロライブレポ「5296」和歌山(後編)


続きです。
更に新曲です。


11.天使たちの歌
雪をイメージしたという綺麗なハーモニー。
甘すぎる曲は苦手だけど、この曲は何とかクリア。
バックの人たちのコーラスも加わって、重厚感もある。


12.風見鶏
最初ジャングル??みたいな音で始まったので、何の曲かわからなかった。
パーカッションのアレンジが、ちょっと民族音楽っぽい。
サビの手前でたっぷりとためてから歌うのがよく、
元々好きだけど、更に好きになった。


13.蒼く優しく
ドラマ用・・・と思っていた初めのイメージを、ライブで見事に払拭してくれた曲。
本当にいい歌だと思う。
かき鳴らすギターの音や、2人とも全身ふりしぼって歌ってくれる姿に、
こんなにやったら倒れるんでは・・・と心配になるほどだった。


さすがにここでも小渕君のMCでの声は、少し掠れていた。
「蒼く優しく」は、「気づいたら2人の間にできた曲」で、
自分らしさは自分自身ではなかなかわかりにくいけど、
黒田氏の「らしさ」は小渕君が、小渕君の「らしさ」は黒田氏がそれぞれわかっているし、
それでいい。
声は魂の楽器だと思っていて、黒田氏のそんな声が好きで、
2人でこれからも歌っていきたい。


という小渕君のとてもいい話。お互いの信頼が揺るぎないものなんだ・・・と、
すごく伝わった。



んが。




「お前ええこというなぁ〜〜〜」


と濁声で応える黒田氏。
照れてるんだと思うが、高めの変な声で、
「俺、しゃべるとき声高いねん。ベッカムとかジーコとかと一緒で。」
と、ジーコの地味な物まねも入れていた。


順番がどうだったかわからないが、ここのMCが一番長く。

和歌山駅でストリートライブをやったら先輩ミュージシャン?に上から目線でダメ出しをされた。
・黒田氏は高校から大体大●商に行ったが成績不振で大体大には進めなかった。
・黒田氏はやたら小渕君の写メを撮る。


というような話があった。
高校時代の成績不振の理由は
「(先生の)言うてることは全部わかるけど、伝えるのが苦手だったから」らしく、
「どうしようかなぁ〜〜〜」と思っているうちに3年が過ぎたのだとか。


写メの話では、ライブ開始10分前に小渕君がいきなりその場でジタバタと走り出し、
それを例によって黒田氏がパチリ。
「足も結構あがってるで」など、フォームの確認もしていると。
また、着替え途中の小渕君を無理矢理道の真ん中へ引きずり出し、
パンツと靴下姿の小渕君を撮影しようとしたら、マネージャーにとめられたとか・・・。
悪ガキ、黒田氏。


ちなみにそんな黒田氏の今日の晩ご飯は
国体道路沿いの王将で買う、餃子4人前」だそうです。
小渕君が「一緒にご飯食べよ!」といったのを断って・・・・・・。


で、ここでこれまた恒例の「コブクロドットコム〜〜!!」
と何度か叫び。
ここから盛り上がっていくぜ〜〜〜!!と客席を煽る。
いつもはそんな呼び方をしないのに、
「黒やんよ」と呼びかける小渕君。
何なんだこのテンションは(笑)。


14.君という名の翼
さわやか〜〜〜。
そして盛り上がり、徐々に会場が熱くなってきて。


15.潮騒ドライブ
サビではおきまりのワイパー。
曲間では、メンバー紹介もあり。
ストリングスの方々は「猫踏んじゃった」を披露。
「まあ、あんまり普段猫踏んじゃったりはせえへんけどな〜。」と黒田氏。
ちなみに黒田氏は「♪このなが〜い〜〜なが〜い下り〜〜坂を〜〜〜」と、
思いっきり素でゆずの「夏色」を歌っていました。
小渕君は指笛で、「猫踏んじゃった」。


16.ストリートのテーマ
出ました銀テープ!!
仙台の時は前過ぎて、大阪の時はスタンドだったのでとれなかったが、
今回はいっぱいゲット。
ビッグホエールにちなんでクジラの絵が描かれていて、とってもかわいいもの。
曲自体も盛り上がり、熱気むんむん状態。


17.彼方へ
私が勝手に「北斗の拳の歌」と決めている歌。
黒田氏の「彼方へポーズ」をみんな結構喜んでやってた。もちろん私も。


18.Fragile Mind
本編終了にふさわしい歌ではないかと。
この歌は、また成長したなぁ・・・。
みんなを包み込んでどこかへ連れて行ってくれるような。
壮大な感じで本編は終了。



アンコールを待つ間は、恒例のストリートのテーマのサビ部分。
小さな会場だったのに、何故かそろわず・・・・・。
そのまま2人は花道の先からツアーTシャツに着替えて登場。
黒田氏はいやがる社長を無理矢理一緒に登場させて爆笑。
やはり悪ガキ、黒田氏。



アンコールのお礼と、今日披露した新曲がいつか音源化されたときに
あのとき聞いた曲だと思い返し、自分たちが育てた曲なんだと聞いてほしいと
短めに挨拶して。


ギターと、2人の声で。


En1.桜
本当に大事な歌で。
それがひしひしと伝わってきて。
何度も何度も歌ってきたはずだけど、それをおざなりにすることはなく、
お互いの調子を見ながら歌う。
最後は完全なアカペラ。


私自身も何度も聞いた歌だからか、今までのファンフェスタのこと、ライクアストリートのこと、ライブのこと、
いろいろなことがよみがえった。


拍手は鳴り止まない。
2人は次の曲を始められないなと、ちょっと困って、
でもこの上なく嬉しそうに顔を見合わせていた。


En2.どんな空でも
この歌も大好き。
一緒に歌いたくて仕方なかった。
サビだけでなく、普通の所でも口ずさんでいるお客さんが多く、
会場のみんながゴスペルシンガーみたいだった。


そのままオープニングと同じ
♪心待ちにしていた〜〜というメロディにのせ、今までの曲のほんの少しのフレーズを歌い、
大盛り上がりの中終了。


最後には、また社長を引っ張り出し、3人で手をつなぎ深々とお辞儀。
やはりミノスケの本拠地である和歌山は別格なのかな。



「あ〜〜おもしろかった〜〜〜〜」
という声があちこちであり、私自身ももちろんそうで。
おもしろいし、感動するし、
やっぱりコブクロライブは毒素排出してくれるみたい。
2人は何だかますます信頼関係を増している感じで、
それが見ていて気持ちいい。
これからもどうか、2人で歌い続けてほしい・・・・・・と気になった。



やっぱりお腹いっぱいだ。
開演は17時40分、終演は21時でした。
さすがね、コブクロ。お腹空いたよ。


ってことで。
前回ツアーよりよほどよかったわけで。
セットリストを。(表記名は誤りある場合あり。あしからず。)


<本編>
1.-轍-
2.月光
3.Diary
4.ベテルギウス(新曲)
5.Million Miles
6.WHITE DAYS
7.蕾
8.to calling of love(新曲)
9.Freedom train(新曲)
10.風の中を
11.天使たちの歌(新曲)
12.風見鶏
13.蒼く優しく
14.君という名の翼
15.潮騒ドライブ
16.ストリートのテーマ
17.彼方へ
18.Fragile Mind



<アンコール>
19.桜(Acoustic Version)
20.どんな空でも